March, 9, 2022, San Diego--Ranovus Incは、Xilinx Versal ACAP とRanovus Odin 800Gbps CPO 2.0を使ったワンパッケージオプティクス(Co-Packaged Optics)のデモンストレーションを発表した。Ranovus と AMDの共同デモンストレーションは、パワー効率、高スループット、高密度光インタコネクトを必要とするAI/MLプラットフォームにCPO 2.0ソリューション到来を呼び物にしている。
Ranovus Odinは、業界トップのコストと消費電力効率で膨大な光インタコネクト帯域を供給する低遅延、高密度、プロトコルアグノスティック光エンジン。Odinは、Ranovusの100Gbps/ラムダモノリシックElectro-Photonic Integrated Circuit (EPIC) IP,、レーザプラットフォーム、先進的パッケージング技術を利用することで、同じフットプリントで、800Gbps~3.2Tbpsまでスケールできる。
「われわれは、すでにOFC2021でEthernetスイッチとモジュールアプリケーション向けにOdin Analog Drive CPO 2.0プラットフォームを紹介した。今回、ML/AIワークロード向けにVersal ACAPプラットフォームを紹介する。われわれは、2018年以来、CPOムーブメントの最前線にあり、データセンタでAnalog Drive CPOの採用加速を望む顧客と、分野横断的IPコア共有を喜んでいる」とRanovus のチェアマン/CEO、 Hamid Arabzadehはコメントしている。
CPOは、単一のパッケージアセンブリで、Nx100Gbps PAM4 Optical I/OチャネルをEthernetスイッチやML/AIシリコンに提供する革新的なアプローチである。これにより完全システムのコストと消費電力が大幅に下がる。
Versalは、業界初の適応型コンピュート加速プラットフォーム(ACAP)。Versal ACAPは、クラウド、ネットワーク、エッジアプリケーションに並ぶもののないアプリケーション、システムレベル価値を提供する。Versal Premium ACAPsを使いオプティクスをパッケージに集積することで、AMDとRanovusは、パワーを飛躍的に下げ、ボードルーティングを簡素化し、コストを下げる。
AMD(前Xilinx)のAdaptable and Embedded Computing Group、VP、Dan Mansurは、「このCPOデモンストレーションは、Versal GTM SERDESの多様性にスポットを当てている。長距離銅線からRanovus Analog-Drive CPO 2.0光エンジンの直接駆動まで、なんでも動作する。Ranovus OdinとXilinx Versal との共パッケージは、大きな前進である。これによりデータセンタ顧客は、次世代ワークロード向け、高効率、コスト効果の優れたシステムの構築ができる」と話している。
(詳細は、https://ranovus.com)