Molex､400G ZR QSFP-DD製造増強し次世代DCI需要に対応

March, 8, 2022, Lisle--Molexは､ますます増加する先進的データセンタインタコネクト(DCI)ソリューション要求をサポートするために商用提供400G ZR QSFP-DDプラガブルコヒレント光トランシーバの増産を発表した｡
　Molexの拡大を続ける光トランシーバポートフォリオ､400GZRと400G ZR+製品は､スモールフォームファクタで低消費電力､最適化されたデータ伝送レートを提供するように設計されている｡

Molex Optoelectronics､コヒレント技術&製品ラインディレクタ､Joseph Chonは｢Molexは､次世代データセンタ間およびデータセンタ内の両方で､高速伝送速度要求に応えている｡400G ZR製品ラインの商用化と生産を増やすことで､当社は､メガクラウドデータセンタオペレータが､広範な高密度､帯域集約アプリケーションに対処できるようにする｣とコメントしている｡

在宅作業と遠隔学習の急増が､前例のない帯域要求を作り出した､これはストリーミングビデオ､ソーシャルネットワーキング､AIやクラウドコンピューティングを利用するアプリケーションの大幅な採用の影響を受けている｡結果として､データセンタオペレータは､マルチデータセンタを接続するために､高密度､低遅延､低消費電力DWDMリンクに向かっている｡Molexの400G ZR QSFP-DDコヒレント光トランシーバでオペレータは､地域のデータセンタを接続することができ､分離したトランスポートボックスなしで､それらを一つのデータセンタとして機能させることができる｡

標準ベース検証済みパフォーマンス
Optical Internetworking Forum (OIF) 400G ZR標準準拠設計されたMolexの400G ZRは､量産商用供される初の標準ベースプラガブルコヒレント光モジュールの中の一つである｡また､Q2に発売が予定されている､400G OpenZR+は､低消費電力で距離を120kmから約600kmに拡大し､1RUスイッチ､またはルータシャーシで12.8 Tを可能にする｡

Molexは､Open Line System (OLS)増幅を用いた75GHzスペースDWDMリンクのDCI ZRで400Gbpsデータ伝送検証実験も完了している｡コンパクト､コスト効果の優れたMolex 400G ZR QSFP-DDトランシーバを75GHz OLSとともに用いることで､DCIアプリケーションにおける光ファイバの帯域容量が増え､ビット当たりのコストが大幅に下げられる｡

Marvellとの協働がIP-over-DWDMの採用を促進
Molexは､Marvellと共同で､簡素化された､より高信頼のエッジおよびデータセンタネットワークを可能にする｡Marvellは､Marvell Deneb Coherent DSP (CDSP)に基づいて､Molexとともに400G QSFP-DD光モジュールで協働する計画を発表した｡同時にOpenZR+ Multi-Source Agreement (MSA)を完全サポートする｡
(詳細は､https://www.molex.com/)