March, 7, 2022, Santa Clara--Marvellは、光インタコネクト向けに同社のSpica 800G PAM4 DSPの生産出荷開始を発表した。
この生産マイルストーン達成、初のPAM4 DSPサプライヤとしてMarvellは、クラウドデータセンタやAIネットワークアプリケーションで顧客による800G光モジュールの商用導入開始を容易にする。Spicaは、QSFP-DDやOSFPフォームファクタ800G光モジュールをサポートする業界初の800Gbps PAM4 DSP。完全Spica 800Gプラットフォームに含まれるのはMarvellの実証済み、ローパワーPAM4 DSP技術、選別集積レーザドライバとTIAs。
飽くなきクラウドベースサービス需要が、データセンタハードウエアのより高い帯域容量、低消費電力、小型フットプリントのデータセンタハードウエアの執拗な需要を後押ししている。これらの要求は、新世代のスイッチやオプティクスで可能になる高密度ネットワーキング装置によってのみ実現される。今日の最先端のデータセンタネットワーキング装置は、100Gbps/レーン電気インタフェースで800Gbps帯域までをサポートする光モジュールを必要としている。MarvellのSpica PAM4 DSPは、この市場要請に応えるように設計された初の800Gソリューションである。
第7世代Marvellのクラス最高のPAM4 DSP技術を利用したSpica 800G PAM4 DSPプラットフォームは、高速光トランシーバモジュール設計に完全な高集積ソリューションを提供している。レーザドライバを集積したローパワーPAM4 DSPにより、ホスト側で、2×400Gbpsまたは100Gbps/レーン電気インタフェースの8×100Gbps光モジュールのいずれかが可能になる。Spica生産リリースにより、データセンタとネットワークオペレータは、量産コンパクトフォームファクタでSMFまたはMMFで、800Gbps / 8x100Gbps光インタコネクトの導入ができるようになる。
InnoLight technoogyチーフマーケティングオフィサ、Osa Mokは「800G光トランシーバモジュールのフル生産準備は、次世代データセンタ導入を可能にする重要な出来事である」と語っている。さらに同氏は「InnoLightは現在、早期市場採用者向けにSpica PAM4 DSPベース800G オプティクスを出荷している」と続けた。
Marvellの高速PAM4 DSPプラットフォームは、包括的なPAM4エコシステムの構築、ハイパフォーマンス、ローパワーソリューション構築で業界の牽引役である。狙いは、ハイパースケールデータセンタ、クラウドベースAI、キャリアおよびエンタプライズ熱とワーク、5Gインフラストラクチャである。
(詳細は、https://investor.marvell.com/)