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浜松ホトニクス、小型ビームパターン光源の高密度集積技術を確立

October, 29, 2021, 浜松--浜松ホトニクスは、2次元のビームパターンを出力する半導体レーザでは世界最小クラスとなるiPMSEL(integrable Phase Modulating Surface Emitting Lasers)素子の高密度集積技術を確立し、2mm角のチップ上に素子を縦横4列ずつ形成した「iPMSELアレイ素子」の開発に成功した。
 チップ上の複数の素子を個別に制御し、ビームパターンを切り替えて出力できることから、高い精度が求められる工業用の3次元形状計測機器向け光源としての応用が期待される。また、モーションキャプチャや顔面認証へ応用することで、精度向上が見込まれる。さらに、小型軽量化の実現により、医療用や工業用の小型ファイバスコープなどへの応用も期待される。
(詳細は、https://www.hamamatsu.com)