October, 18, 2021, Waltham--Excelitas Technologies Corp.は、新しい中距離、MWIRサーマルイメージンクカメラ、CheetIR-Cubを発表した。
製品は、サイズ、重量、パワーおよびコスト(SWaP-C)のバランスをとるという課題を満たすものであり、10um VGAフォーマット(640×512) HOTディテクタと長寿命リニアクーラー、実証済みCheetIR共通連続ズーム光モジュール、200㎜焦点距離対物レンズを組み合わせている。
CheetIR-Cubのコンパクトサイズと重量により、それは制約が存在する様なアプリケーションに最適である。例えば、後付け照準システム、サイズや質量が重視されるモバイル監視アプリケーションである。CheetIR-Cubの重量は、4kg以下。特徴はローパワーエレクトロニクス、リニア冷却エンジン、5W以下の定常パワー。これにより、新製品は、ポータブル監視プラットフォームなどに利用でき、パワードローに制限があるアプリケーションに理想的である。リニアクーラーの静粛運転特性も利点となる。最後に、CheetIR-Cubは、非常に競争力のある初期費用および、その長寿命、平均故障間隔(MTBF)30000時間のディテクタによって可能になった低ライフサイクルコストでパッケージされている。
Excelitas製品ディレクタ、Graham Evansは、「その多様性は、早期受注によって証明されている。ある新規顧客は、Electro Opticセンサスイートの一部として海軍プラットフォームでCheetIR-Cubを使う。別の顧客は、ポータブル監視システムに使う。Excelitasは、これらの初期オーダーから2022年にかけて製品を継続供給する」とコメントしている。
CheetIRカメラファミリは、全て、ExcelitasがUKで設計製造した、同じ共通の連続ズーム光モジュールを共有。全てのカメラは、ITARフリーであり、高温動作(HOT) 10µmピクセル技術を利用。結果は、Counter-UASおよび海軍火器制御から、固定、モバイル監視プラットフォームまでのアプリケーション向けのソリューション供給となる。
(詳細は、https://www.excelitas.com)