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Freedom Photonics、2.5W回折限界1550nmレーザとSOA発表

October, 5, 2021, Santa Barbara--Freedom Photonicsは、新しいハイパワー回折限界半導体レーザと半導体光増幅器(SOA)、aura製品ラインを発表した。
 初の商用製品は1550nm半導体レーザとSOA、>25% E/O効率で2.5W連続波光出力、ほぼ回折限界ビーム品質(M2 about 1.3)である。

同社研究VP、Dr. Paul Leisherは、「従来のブロードエリアエッジエミッティングダイオードレーザは、優れたパワー変換効率であるが、ビーム品質がよくない。過去30年間、その技術は基本的に変わらなかった。輝度や効率の改善は着実だったが、漸次的である。当社独自のaura設計は、ビーム品質問題を解決している。したがって、ほぼ回折限界に近い出力で、ブロードエリアレーザに匹敵するパワーと効率が出せる。この極めてディスラプティブな技術により、既存のシングル空間モード半導体レーザやSOAに匹敵する完全に桁違いの出力増となる」と説明している。

Freedom Photonicsは、このチップ技術をコンシューマ、産業、防衛市場に導入し始めている。2.5W auraのアプリケーションに含まれるのは、次世代高輝度レーザ励起光源とイルミネーション。aura半導体光増幅器は、大きなEDFAsの初の代替となる。大幅な低コストの光増幅器は、光通信、センシング、自動車LiDARにとって非常に重要である。

auraレーザとSOAのカスタマイズ、1300nmや2100nmなど他の波長への拡張は可能である。