September, 13, 2021, Toronto--POET Technologies Inc. (“POET”)は、CIOE 展示会と同時開催のICCSZ会議中に特別な顧客とビジネスパートナーに400G光エンジンのライブデモンストレーションを行うと発表した。
デモする400G光エンジンは、POETの新しいハイブリッド集積プラットフォームベース。これは光インタポーザにフリップチップボンドしたCWレーザを組み込んでいる。400G CWDM4光エンジンは、光MUX、導波路および結合構造をモノリシック集積している。400Gエンジン実現のためにSiLUXのシリコンフォトニクス変調器PICが利用されており、データ伝送用に高速光変調ができるようになっている。プリαプロトタイプは、ICCSZフォーラムの招待客向けに、またCIOE展示会と同時にPOET深圳ラボでデモンストレーションされる。
POETの光インタポーザは、標準200㎜シリコンウエファ上に堆積された独自の光インタコネクト層で設計。光インタコネクト層は、MUX、DEMUX、スポットサイズコンバータ、導波路などのパッシブデバイスを組み込んでいるので、光はデバイスの間を通って接続光ファイバに入る。レーザ、変調器、ディテクタなどのアクティブデバイスは、シリコンウエファ内に内蔵された金属層を通して高周波で電気通信する。特許となっているこの独自のアーキテクチャにより様々なタイプのデバイスが、光および電気的にシングルチップ上にシームレスに統合される。400G光エンジンの後続バージョンで、SiLUXのシリコンフォトニクス変調器は光インタポーザにパッシブにフリップチップされ、ローコスト、スケーラブル、ハイパフォーマンス400Gソリューションとなる見込である。
POET社長/ジェネラルマネージャ、CEO、Vivek Rajgarhiaは、「400Gの統合機能実証の先にわれわれは、POETの光インタポーザ設計の簡素化、多様性を次の数ヶ月で結論として実証していく。これにより、SiLUXの変調器PICのような先端的チップは、われわれのプラットフォームに素早く組みこめるようになる。加えて、POET設計の完全集積光エンジンをウエファスケールで製造、テストし、コストを下げ、迅速に量産できるようにする。これは、データコム内外で、中国における先端的モジュールおよびシステムメーカーの関心を捉え、POET光インタポーザが広範なフォトニクスアプリケーションで潜在的に利用される時である。