July, 1, 2021, Milpitas--Xena Networksは、新しい112Gbps SerDes-ベース800ギガビットEthernetテストモジュール、“Freya” の最初の製品を早期導入者に出荷すると発表した。同社は、今後数ヶ月で新しい高速Ethernetテストモジュールの公開準備を進める。
Xena NetworksのCEO、Jacob Nielsenは、800GEテストソリューションの市場投入で先頭を切った殊に関連して、「Xenaにとっての大きなビジネスチャンスに加えて、当社開発チームにとっては重要な技術的成果でもある」とコメントしている。
ビデオストリーミング需要とデータセンタの増加は、より高速のEthernet速度需要を促進する2つの重要な要素である。
「現在最高速度400Gbpsは、数年前に発表されたばかりだが、800Gbpsと1.6Tbps速度に取り組んでいるEthernetコンソーシアムの標準化にすでに大きな関心が向けられている。当社の顧客は、Freyaを使って、800G Ethernetを走らせるために設計されたネットワーキング機器や半導体の適合性、パフォーマンス、完全性を市場に出す前に評価することができる」とJacob Nielsenはコメントしている。
Xenaは、Freyaの開発をスピードアップすることができた。これは、Xilinxのネイティブ112Gbps PAM4 SerDes組込Versal Premium FPGAの選択など、デザインアーキテクチャ決定によるものである。これにより、別のPHYチップが不要になり、Xenaはデザイン柔軟性を高め、開発サイクルを速めることができた。
「Freyaで達成したキーアーキテクチャと技術選択で、われわれは2021年下半期中にテストモジュールの完全機能を迅速に実現する。また、シグナルインテグリティで改善されたマージンなど、追加のプラス利点も見込んでおり、DACケーブルで信頼度の高いオペレーション、800GbpsまでのフルAuto-Negotiation & Link Trainingサポート、受信データの信号完全性の可視性改善を可能にする」と同氏はコメントしている。
(詳細は、https://xenanetworks.com/)