iXblue､光ファイバ線量計､国際宇宙ステーション上でテスト

May, 6, 2021, Lannion--iXblueは､CNES (the French Space Agency)、Hubert Curien研究所およびCERNと提携して、光ファイバ線量計を開発した｡これは､国際宇宙ステーション(ISS) 上で初めてテストされることになっている｡このデバイスは､ステーションで放射線照射量計測のために設計された｡これは､宇宙のイオン化放射線から宇宙飛行士と装置の保護を確実にする重要な問題である｡

LUMINAというこのプロジェクトは､ESA が実施するAlphaミッションの一環としてCNES主導で展開されている｡線量計は､2つの数km長のファイバオプティックコイル組み込んでおり､フランス人宇宙飛行士､Thomas PesquetがISS上で運用する｡

｢iXblueファイバは20年以上にわたり､衛星のファイバオプティクジャイロスコープで利用されている｡放射線の影響でこれらのファイバが暗くなることに気づいたので､これら放射線に感度があるファイバの特性を利用して宇宙ステーション内のイオン化放射線のレベルを計測するアイデアが生まれた｣とiXblueファイバ部門R&Dディレクタ､Thierry Robinは説明している｡

この技術デモンストレータは､ミッションのために特別に設計された放射線に感度があるファイバをベースにしている｡iXblueのサイト､Lannion Britannyで製造され､Saint-Germain-en Layeの.宇宙チームより組み込まれた｡これにより､数年間のデータ収集ができ､分析のために定期的に地球に送られる｡実際､ファイバダークニングは､光信号出力を減らす､したがって光損失と受けた放射線量を関連付けることができる｡この線量計は､ISS上の宇宙飛行士の露光計測に極めて有用であるとともに､将来､火星への長期ミッションにも役立つ｡太陽風の場合､宇宙飛行士に警告し､宇宙飛行士を保護できるからである｡

(詳細は､https://www.ixblue.com)