March, 15, 2021, Valencia--フォトニック集積回路(PIC)市場の成長をサポートし、エンジニアリングやパイロット生産段階に移行する際、タイムリーに顧客拡大に役立つように、VLC Photonics S.L.は現在、確立されたPICエコシステムイノベータの一つになっており、ficonTECの新しい Wafer-level Test (WLT)の一つを導入する。
VLCに供給されたWLTは、デュアルアライメント光ピックアップを組みこんでおり、ウエハPICデバイスで光I/Oポートに高速、動的整列が可能である。このシステムを社内の装置スポートフォリオおよびPICの評価とテスト用のツールに加え、今までダイレベルで提供されていたサービスを補完する。
VLC Photonicsは、先頃Hitachi High-Techグループに加わった、ファブレスフォトニックデザインハウス。同社は、フォトニック集積の利点を活用しようとしている組織に様々なサービスを提供している。これらのサービスは現在、初期コンサルタントから設計、製造、テスト、パッケージングまでPIC開発のあらゆる面をカバーしている。この目的のためにVLCは、継続してグローバル顧客ポートフォリオを増やしており、さらに、名高いファウンドリやパッケージ会社と提携し、通信、センシング、量子オプティクス、バイオフォトニクス、計測および他の分野へのサービス提供を成功させてきた。
他のサービスと同様、新しいWLT機能は、材料系に関係なく、包括的な範囲のオンウエハコンポーネントタイプで利用可能である。これには、集積フォトニクス実現素子およびSOI、SiN、InP材料系ベースデバイス、またPLCベースのコンポーネントが含まれる。コンポーネントサイズは、2×2~ 20×20 mm²範囲のどこでも可能であり、WLTのウエハハンドリングシステムは、シングルダイおよび3” から 12まで”のウエハサイズに適合している。
「バックエンドパッケージングとテストは常に、PICベース製品の産業化では、主要なボトルネックと認識されてきた。近年のわれわれの開発と買収は、われわれの顧客が直面しているPICテスト関連の課題対処で成功するように考えられたものである」とVLC PhotonicsのCEO、Iñigo Artundoは話している。
WLTツールは、2020年11月に納入され、現在UPVfabのVLC Photonicsファシリティで稼働中である。
(詳細は、https://www.ficontec.com/)