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IMAX、プロジェクション用レーザの独占供給契約

June, 19, 2014, New York--IMAX Corporationは、IMAXのレーザプロジェクションシステム用にネクセル(Necsel)が特殊レーザをワールドワイドで排他的に供給することで合意に達したと発表した。
 IMAXのレーザプロジェクション技術により、ドキュメンタリーや大ヒット映画などの提供者は多彩なコンテンツを提供できるようになる。
 ネクセルは、デジタルプロジェクションや他の照明アプリケーション向けに顧客固有のレーザ照明ソリューションを製造している。同社の特許技術は、赤、緑、青色可視光レーザおよびレーザシステムで構成されており、これらはレーザ映写機にとって重要なパフォーマンス、サイズ、コスト要求を満たし、また多数の特殊照明利用にも応えるものであるとネクセルは説明している。同社の技術により、次世代のデジタルシネマ、広い場所での映写、レーザベースのシミュレーションシステム、他の照明形態の商用展開が可能になる。
 「当社のレーザプロジェクションソリューションは、IMAXの今までの最大R&D投資を代表するものであり、開発の一環として、イノベーションと品質に対する当社の取り組みを共有する世界唯一の最良技術パートナーと提携することになった」とIMAXの事業開発役員、Robert D. Lister氏はコメントしている。
 IMAXの次世代レーザプロジェクションシステムは、業界最高のエンタテーメントエクスペリアンスとしての新たなベンチマークを定める、と同社は強調している。同システムは、IMAXがEastman Kodakから独占的にライセンス供与を受けたレーザデジタルインテレクチャルプロパティ(IP)を含んでおり、Barcoの業界最高のシステム製造技術に依拠している。このシステムにより、IMAX最大のスクリーンで最高品質のデジタルコンテンツを提供することができる。輝度と鮮明さが優れており、広い色域、より深い黒でコンテンツを見ることができる。IMAX初のレーザプロジェクションは、今年末に発売される予定になっている。