EMCORE､Optiva次世代Lバンドファイバオプティックリンク出荷

January, 14, 2021, Alhambra--EMCORE Corporationは､Optiva OTS-1LNG Next-Gen L-バンド光ファイバリンクの出荷を発表した｡特徴は､本来のS-バンドおよびCバンドの帯域が50 MHz から 6 GHzに拡張されていること｡これらコスト効果の優れたOptiva Platform用TxとRxモジュールは､衛星アンテナ信号伝送やファシリティ間リンクに最適である｡

Optiva Next-Gen Lバンド光TxとRxペアは､EMCORE最新の高速､非冷却DFBレーザ技術を使うコスト効果の優れた設計｡SバンドとCバンドをカバーする6GHz機能により､顧客は競合品よりも低コストで将来も使える優れた性能のシステムを利用できるようになる｡ネイティブCバンド範囲は､顧客に5G Cバンド干渉に適切なソリューションを提供する｡

Optiva Platformは､同軸ケーブルの1/10のサイズと重量で､100kmを超える長距離光リンクを可能にする｡ファイバは､適切な距離では同軸ケーブルよりも遙かに安価であり､ネイティブ衛星周波数の信号を維持することができるので､アップコンバージョン､ダウンコンバージョンを原因とする信号エラーを低減する｡ファイバは､EMI､ハム､信号歪に対する耐性が高い｡

Optiva OTS-1LNGモジュールの特徴はロバストなAPI(アプリケーションプログラマブルインタフェース)設計､30 dB TxとRx調整可能利得範囲､増強AGC(自動利得制)パフォーマンス用SmartGain､迅速かつ容易な設定のためのピークオプティマイザ､RFパワーモニタリングはフロントパネルから､それにSNMP｡それらは､ファイバ数を増やすことなく伝送容量を増やせるDWDM運用を想定している｡また､他のOptivaカードとともに同じOptivaシャーシに搭載することで､単一シャーシで完全冗長システムが可能になる｡
(詳細は､https://investor.emcore.com/)