October, 1, 2020, Alhambra--EMCORE Corporationは、LiDARと Optical Sensing. 向けに、Model 1790 1550 nm High-Power Laser Moduleを発表した。1790レーザモジュールは、次世代周波数変調連続波(FMCW) LiDARシステム向けにCWコヒレント光源として使用するために開発された。この製品のカスタムバージョンは、LiDARシステムの大手プロバイダが、予想される自動運転車用にすでに採用している。
Model 1790の基盤技術は、3年前に開発され、産業センシングや計測における要求の厳しいアプリケーションに対処するように設計された。1790は、高効率結合スキームと組み合わせて極狭線幅を達成。18dBmの高い光出力を可能にしており、FMCWセンシング向けのコンパクト、ロバストなソリューションとなる。そのモノリシック設計は、最適化された結合オプティクスと組み合わせて、シングルアイソレータ、外部キャビティ設計に一般に見られるモードホッピング、周波数ホッピングに対して極めて耐性が高い。EMCOREのLiDARレーザ技術は、温度に対して光周波数安定性を維持し、従来の設計で一般的なモードホッピング、周波数ホッピングによる誤読を抑制する。
「われわれは、レーザ技術の開発が自動運転車以外の幅広い範囲の産業アプリケーションをサポートすると見ている。材料の特性評価、歪計測、テラヘルツ分光法、干渉計、位置計測および干渉計測、その他のアプリケーションが含まれる。当社の垂直統合により、カスタムアプリケーション、フォームファクタ向けに様々な波長が可能になる。これにはパッケージ化されたコンポーネント、マイクロ光サブアセンブリが含まれる」とEMCOREブロードバンド担当VP、ジェネラルマネージャ、Gyo Shinozakiは、コメントしている。
Model 1790レーザモジュールは、組み込みTEC、サーミスタおよびモニタPDとDC結合。デバイスは、14-pinパッケージ、OC-48ピンアウト、気密バタフライフォームファクタ適合。TECにダブル光アイソレータがマウントされている。動作温度は-10 °C to +65 °C と広く、Telcordia Technologies GR-468 およびRoHS準拠である。
(詳細は、http://investor.emcore.com/)