September, 30, 2020, Saxonburg--II-VI Incorporatedは、超硬材料加工用L45レーザラッピングシステムを発表した。多結晶ダイヤモンド(PCD)、多結晶ダイヤモンド成形(PDC)、合成ダイヤモンドおよび反応結合セラミックなどの材料向けである。
超硬材料でできた産業製品の急増が、ダイヤモンドベース材料向けの効率的表面仕上げ法の需要を牽引している。特許申請中、II‐VIの新しいL45レーザラッピングシステムは、ダイヤモンドベースの材料向けでは、既存の放電加工(EDM)法の効率的な代替である。特に、ダイヤモンド含有量が増え続けているので、電気伝導率が低下し、EDM加工には不利である。
「当社のL45レーザラッピングシステムの全般的な効率は、EDMシステムの効率の二倍であると推定され、欠陥が少ない最終製品を製造し、少ない消耗品で運用する」とレーザデバイスとシステム事業SVP、Dr. Karlheinz Guldenは説明してる。「そのような優れた効率とシステムの環境にやさしい運用を組み合わせると、L45レーザラッピングシステムは、超硬材料で造られる製品のメーカーには、説得力のあるソリューションとなる」。
L45レーザラッピングシステムは、直観的なGUIで簡単にプログラムでき、連続無人運転が可能である。同システムは、CEおよびU.S. FDA安全規制を満たしている。
(詳細は、https://www.ii-vi.com)