Radiant Vision、先端マシンビジョン向けにINSPECT R1

August, 14, 2020, Redmond--Radiant Vision Systemsは、先進的マシンビジョン検査タスク向けの新しいソフトウエアツールキット、INSPECT R1 Software.を発表した。

ProMetric Y-Seriesイメージングシステムといっしょに使うと、ユーザ設定可能なINSPECT R1 Softwareは、微妙な、低コントラスト表面欠陥の発見、表面品質評価のために仕上げ均一性評価を行うことができる。高品質製品やコンポーネントのメーカーは、製品外観とアセンブリで顧客の期待に応えようとしている。このレベルの製造制御には、人の視覚と識別力を反映するが、一貫性と客観性が一段と優れた品質検査が必要になる。

Radiant Vision Systems、CEO、Doug Kreysarは、「INSPECT R1により当社の顧客は、以前には、従来のマシンビジョンシステムの能力を超えていた困難な検査問題を解決することができる」とコメントしている。「INSPECT R1 Softwareは、RadiantのAdvanced Visionソリューションの最新バージョンであり、当社の高解像度、ローノイズイメージングシステムと強力なビジョンツールおよび完全カスタマイズ可能な解析と組み合わせたイメージングシステムを利用している」。

先進的視覚検査要求に対処するために、高価値のコンシューマデバイス、自動車コンポーネント、医療機器などのメーカーは、INSPECT R1ツールセットを適用して、画像を分析し、微妙な低コントラスト、多様な特徴をいくつでも同時に特定することができる。INSPECT R1は、計画的(例えばロゴやアイコン)と意図的ではないもの(へこみ、くぼみ、カキキズ、仕上げの不均一性)の両方の特徴の評価をサポートしており、表面的な最終品質を保証する。INSPECT R1により顧客は、製造におけるパス/フェイル判定に特定の欠陥トレランスを適用し、独自の要件を満たすことができる。

「INSPECT R1は、エンジニアリングチームが柔軟な一連の画像プリプロセスおよび解析ツールを利用できるように設計されている。これにより、独自の表面検査アプリケーションで簡単に適用することができる」とRadiant事業開発VP、Hubert Kostalは説明している。「ユーザは、独自の内製リソースを使い視覚検査作業をカスタマイズし、結果としてのソリューションとIPを保持できる。加えて、INSPECT R1ワークフローエンジンは、迅速プロトタイピングをサポートしており、製造ラインアプリケーションに即座に移行できる」。

Radiant ProMetricイメージングシステムと組み合わせることで、INSPECT R1 Softwareは、検査ルーティーンの容易でフレキシブルな設定のための完全なツールキットとなり、以下のような幅広い視覚検査アプリケーションをサポートする。

・デバイス表面の自動外観検査でへこみ、キズ、かすり傷、仕上げの不均一性を検出
・ロゴやアイコンの検査
・トレーサビリティやプロセスコントロールのための製品トラッキング、レポーティング、製造履歴

(詳細は、https://www.radiantvisionsystems.com/)