August, 13, 2020, 東京--古河電気工業株式会社(古河電工)は、世界最高水準のコア密度(10.5コア/mm2)を有する細径超多心6912心光ファイバケーブルについて、既設のデータセンタで広く使用されている内径1.25インチ(約32mm)の小径ダクトへの敷設に成功した。これにより、ダクト設備の大幅な改修をせずにデータセンタの大容量化が可能になる。
今回、既設のデータセンタで広く使用されている内径1.25インチ(約32mm)のダクト200m(90度カーブ3ヶ所)に外径29mmの古河製6912心光ケーブル(通常推奨ダクトサイズ:内径1.5インチ)を最大張力38kgfで挿通できることを確認した。さらに、実際に北米のデータセンタにおいて最大長430mの敷設に成功している。従来の業界標準では厳しいとされていた環境だったが、顧客と合意の上で新たな治具や作業手順のもと、劣化や損傷のないダクトへの挿通を実現した。
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