August, 11, 2020, Rochester--マシンビジョン検査向けLED照明の創始者、Advaneed illumination(Ai)は、DCS-400EとDCS-800E多チャネルコントローラを発表した。
DCS-400E (Quad Controller)の特徴は4出力チャネル、DCS-800E (Quad X2)は8出力チャネル。これらクワッドコントローラは、多チャネル光およびまたはマルチ光ステーションを必要とするアプリケーションに最適である。マルチ光ステーションは、現在、同じ光ヘッドグループに限られている。今後の開発により、Quad Controllersは8個までの異なる光を同時に駆動する。DCS-400EとDCS-800Eは、連続ストロボが可能であるので、コンピュータイメージングアプリケーションに最適。例えば、フォトメトリックステレオ、拡張被写界深度、統合明視野+暗視野、高ダイナミックレンジ、高分解能色。コントローラは、Ai独自のSigna Techコントロールシステムで設計されており、光パフォーマンスを最適化し、比類のない照明品質、どんな検査システムにも長期安定性を提供する。
カスタムプログラムできることに加えてDCS-400EとDCS-800Eは、シーケンシングを組み込み、プリプログラムしているのでコントローラは所定の照明「レシピ」を周期的に実施できる。ユーザは、これにより、照明順序のタイミングを自動化し、関連するカメラトリガーを出力できる。例えば、DCSのフレームスタート信号を利用すると、連続フラッシュとなるように、カメラ露光を各チャネルに同期できる。これは、測光ステレオアプリケーションには極めて重要である。多数のフラッシュを捉えるためにカメラを注意深く同期させなければならないからである。
Quad Controllerファミリは、コンピュータイメージングに限定されない。コントローラは、連続オーバードライブストロボ、つまり連続的オン-ドライブモードとなり、DCS-400EとDCS-800Eを、マルチチャネル光および/またはマルチ光ステーションを必要とする標準マシンビジョンアプリケーションに最適にする。マルチライトラインで一つのコントローラを使用することで、ユーザは、1つのステーションでマルチ検査を行うために必要とされるコントローラ数を減らすことで、貴重な空間と投資を節約できる。また、DCS-400EとDCS-800Eは、DINレール据え付けのコンパクトな筐体に収められているので、ビジョンシステムアプリケーションにシームレスに組み込み、効果的に放熱できる。
Ai Quad Controllersは現在、多くの他のAi照明製品とともに、DF198 MicroBriteTM Diffuse Dark Field Ring Light Seriesに適合している。アダプタは、間もなく利用可能になり、全てのAi照明製品をコントロールできる。電力要件は、Quad Controllersの出力容量を超えることはない。
(詳細は、https://www.advancedillumination.com)