April, 24, 2020, Santa Clara--Coherent HighLight DL HPSは、コンパクトな自己完結型パッケージで高出力(1 kW to 4 kW)を供給する産業用ダイオードレーザ。システムインテグレータ、金属クラッド、熱処理、ロウ付け、溶接を行うエンドユーザにとっては特に有用である。
HighLight DL HPSは、「オールインワン」構成を利用しており、レーザヘッド、電源、水冷器、熱交換器のすべてが単一筐体に収められている。とは言え、この筐体は、わずか670×1050×1760 mmであり、自動車産業によく見られるスペースが限られたアプリケーションにとっては理想的である。
HighLight DL HPSのもう一つの大きな利点は、伝導冷却レーザダイオードによりクローズドループチラが蒸留水を利用できるようにしている点である。このため、複雑で高価な脱イオン水を必要とする製品に比べて実装が著しく容易になっている。
HighLight DL HPSでは、多数の工場オプションと備品が利用できる。NIR出力は、QBH または QDコネクタを選択し、着脱可能なデリバリファイバ終端により供給される。コヒレントは、幅広い加工ヘッドも提供している。これにはズームフォーカスユニットが含まれており、サイズ、形状および強度を各アプリケーションの特殊要求に調整することができる。これにより、HighLight DL HPSは、石油/ガス、農業、建設、3D積層造形、半導体製造など広範な産業アプリケーションに最適である。
(詳細は、https://www.coherent.com/lasers/)