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NKT Photonics、20kW防衛プロジェクトにレーザ供給

October, 23, 2019, Arlington--Rheinmetall Waffe Munition GmbHは、NKT Photonicsが供給する12のファイバレーザを特別に組み合わせた20kWレーザ光源テスト成功を発表した。
 両社は相互協力により、レーザ技術で画期的な成果を達成した。
 12の狭線幅高出力レーザは、エフェクタ(effector)の主コンポーネント。それはNKTフォトニクスの産業および宇宙認定Koherasシングル周波数レーザプラットフォームをベースにしている。
NKT Photonicsの航空宇宙&防衛部シニアVP、Thomas Oldmeyerは、「プロジェクトの結果は、短期間に達成され、当社の高性能ファイバレーザプラットフォームの堅牢さと拡張性を証明している」とコメントしている。
 航空宇宙と防衛アプリケーションは、Rheinmetallとの現在のプロジェクトのように、過酷環境で性能と堅牢さ要件に関して最も要求が厳しいものである。そのようなアプリケーションには、ファイバレーザは最適である。モノリシック設計が本質的に堅牢で拡張性があるからだ。さらに、垂直統合ファイバレーザメーカーとしてNKT Photonicsは、ファイバに使用されるガラス材料からレーザの最終設計までの全体でレーザをアプリケーションに調整できる。
 両社は、協働レベルをさらに高め、次の2年以内に、100kWを狙うバージョンに最適化された量産、パワーを目標にしている。