FLIR､米軍にBlack HornetナノUAV初回分納入

February, 15, 2019, Wilsonville--FLIR Systems, Inc.は､3960万ドルの受注により、米軍を支援するFLIR Black Hornet Personal Reconnaissance Systems (PRS)を納入する｡
　この契約で納入される高能力ナノ無人航空機(UAV)システムは､Soldier Borne Sensor (SBS) Programの一環として小隊､小規模偵察能力を支援する｡米軍は､2018年6月に､FLIRと第1段階SBS契約しBlack Hornet PRS初回分を納入する｡これらのシステムは、米軍に納入され､兵力に統合される｡
　｢この契約は､ナノUAVsを世界最強の軍に大規模作戦導入する重要な節目である｣とFLIR Systems社長/CEO､Jim Cannonは話している｡｢この契約は､FLIRに新設された無人システム&統合ソリューション(Unmanned Systems & Integrated Solutions)事業部の大きな成果であり､FLIRが提供するナノUAV技術に強い切迫した需要があることを示している｡当社の無人ソリューションで米国兵士を守ることは､FLIRの重要な目的である｣｡
　この契約は拡張されて､FLIRのBlack Hornet PRSは軍の偵察プログラムで使用される｡FLIRは､すでに世界中に8000を超えるBlack Hornet nano-UAVsを納入している｡
　米国における無人航空機システム(UAS)支援の需要が大きく伸びているので､FLIRは､ケンタッキー､SomersetでUASサービスと修理センタを拡張する｡納入は､2019年早期に始まる｡