December, 19, 2018, Regensburg--オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、Bidos製品ファミリの新製品、PLPVCQ 850と the PLPVCQ 940を発表した。新しいVCSELのアプリケーションは、マシンビジョンや顔認証を含む。また、エリアを3Dマッピングしたり、仮想家具などの位置決めに関わる建築スキャニングも含まれる。こうしたアプリケーションによりスペースの設計時に時間とコストの節約になる。
VCSELは、レーザのスペクトル幅とスピードを有するIREDの高いパワー密度とシンプルなパッケージングを統合している。レーザダイオードと異なり、VCSELは温度変動の影響が著しく少ない。同技術の最も馴染みのあるアプリケーションの1つは、モバイルデバイス向けの顔認証である。VCSELは、赤外光でカメラのために顔を照射する。カメラが捉えた画像は、デバイスに蓄積された画像と比較される。それらが一致すれば、デバイスはアンロックされる。現在可能な、これらの3Dセンシングアプリケーションは、TOF計測にPLPVCQ 850 および PLPVCQ 940を使用する。
新しいVCSELは、2.40㎜×3.30㎜×1.20㎜のコンパクトなブラックパッケージで提供される。アプリケーションに応じて顧客は、適切な波長の2Wコンポーネント、あるいは850nm(PLPVCQ 850) または 940nm(PLPVCQ 940)を選択できる。赤外ビームは、特殊マイクロレンズアレイを用いて形成され、視界を非常に同質的に照射する。オスラム子会社VixarのVCSELチップのもう1つの利点は、インストールしやすさである。
新製品は、2019年上半期に利用可能なる。