November, 27, 2018, Regensburg--オスラムは、新しいSPL DS90A_3レーザで、同社LiDARシステムポートフォリオに、より強力で効率的な製品を追加し、アプリケーション範囲を広げる。
この端面発光レーザは、特定角度領域で赤外レーザビームで車輌付近をスキャンする。同システムは、周囲の高解像度3Dマップ作成にスキャンを使用する。これにより、その技術は、貴重な数秒を失うことなく、いかる交通状況にも反応することができる。1時間に50マイルで走行する自動車は、例えば、秒ごとに約22メートルをカバーするので、ドライバーの反応にかかる余分な毎秒が、ドライバーや他の道路利用者に深刻な結果をもたらすことがあり得る。
SPL DS90A_3は、最大電流40Aで動作可能であり、典型的出力は125W。同レーザは、自動車アプリケーションでの利用に適切な資格を持ち、非常に長寿命で高効率である。そのコンパクトなサイズにより、車輌内の柔軟なシステム設計が可能になる。
「この新しいレーザで、当社は自律走行を一歩前進させるための重要技術の一つを実現した。出力を向上させたことで、LiDARシステムは、遠くの微小で反射性に劣る物体でも信頼性良く検出し、重大な運転状況で必要な行動をとることができる」とOsram Opto Semiconductorsのレーザマーケティングマネージャ、Andreas Bauerは説明している。