August, 13, 2018, Helsinki--Wärtsilä Seals & Bearingsは、拡張現実感(AR)とスマートグラスを船尾管装置密封&ベアリングサービスに導入し、修理と保守に全く新しい次元を開く。
ARは、1つの特定用途だけではなく、多くのタスクに利用できる。ARの助けを借りて現場サービスエンジニア、船員、造船所の作業員は、場所と時を問わず、Wärtsilä Seals & Bearingsの専門技術を直ちに利用できるようになる。AR技術の利用は、トラブルシューティングを簡素化し、船尾管装置のサービスと修理をスピードアップする。また、検査、アライメント計測、オンサイト機械加工、シャフト矯正、新造立ち上げなどの作業を、以前に比べてはるかに簡単に、高速にする。時間とコスト節約の可能性は膨大である。
「ARがなければ解決に膨大な時間を要するような複雑な問題の解決にARを使うことができる。スマートグラス、Wi-Fi、Bluetooth、カメラやマイクロフォンを備えており、遠隔の専門家とリアルタイム通信を可能にする。専門家は、導入顧客からどんなに遠く離れていても起こっていることを正確に見聞きできる」とSeals & Bearings Future Technologiesの製品マネージャー、Thomas Paulyはコメントしている。
現在、Wärtsiläは選定した顧客とともに、広範囲のSeals & Bearings作業でAR利用に向けたスマート手順の確立のためのパイロットを実施している。
(詳細は、https://www.wartsila.com/)