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Baraja、Spectrum-Scan LiDARを発表

July, 27, 2018, San Francisco--Barajaは、Spectrum-Scan LiDARを発表した。Spectrum-Scanは、プリズムのようなオプティクスと光波長のシフトを使い、自律走行車に強力な眼を実現する。これにより車輌は、今までに例のないデータと明確な視界を得る。これは、安全で完全自律運転の要件である。
 Spectrum-Scan LiDARは、まったく新しいカテゴリのLiDARであり、波長可変レーザとプリズムのようなオプティクスを組み合わせている。このイノベーションは、スケーラビリティ、信頼性、性能問題に対処するものである。これは、将来の完全自律走行に向けて自動車メーカー、相乗りおよび技術の巨大企業が挑んで来たものである。
 Spectrum-Scan技術によりBaraja LiDARは、簡単な工業コンポーネントから造られたシステムでハイパフォーマンスと長距離測距を実現し、競合技術に対して自動車の信頼性を大きく改善する。車輌への組み込みを簡素化するフレキシブルなモジュラーデザインにより、Baraja LiDARは自律走行車のスマート制御を可能にし、スキャンパタンをリアルタイムで調整して、複雑で動的な道路状況に適応する。
 従来のLiDARは、物理的にレーザを回転させ、あるいはMEMSを使って光を操作するために可動ミラーを使い、道路をスキャンする。これらの可動部品の絶えざる振動と衝撃のために自動車は、信頼性問題が未解決のままである。繊細なコンポーネントは故障し、あるいは収容、保護するために高価な過剰機能を持たせることが必要になる。
 このようなレガシースキャニング法は、コスト、信頼性および性能の問題を引き起こし、大きすぎて不格好な外観、既存LiDARソリューションの自動車への組み込みの難しさに帰着する。これらの制約が、自動運転車の量産には、深刻なボトルネックになっている。
 Barajaのコンパクトで、モジュラータイプの「眼」は、光ファイバで接続し、市販のコンポーネントを使って自律走行車業界が求める高性能を可能にする。光コンポーネントは、あらゆるスマートフォンに使われている光グレード石英ガラスとインターネットを動かしている通信グレードのレーザである。これらのコンポーネントが自動車の信頼性を最大化する。また、長期的な費用対効果を可能にしながら、車輌向けにその技術の量産能力を最大化する
 Spectrum-Scan LiDARの開発で、Barajaは最終目標に向けて設計した。つまり、実際に車輌組み込み可能なLiDARの構築である。大規模な拡張性、製造可能性と信頼性の要求に対処することでBarajaは、生産性を考慮した設計(DFM)アプローチで製品開発を指導した。
(詳細は、www.baraja.com)