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Finisar、Sensors Expo 2018で3Dセンシング向けにVCSELデモ

July, 2, 2018, Sunnyvale--Finisarは、Sensors Expoに参加し、デモンストレーションと製品紹介を行う。デモは、VCSELアレイと回折光学技術。これらは広い範囲の3D奥行きセンシング、IRイメージングアプリケーション、例えばコンシューマモバイル機器では3D顔認証に使用される。また、次世代LiDARアプリケーション向けに高集積1550nmコヒレントトランスミッタとレシーバモジュールのサンプルも紹介する。

VCSEL技術デモンストレーション
 Finisarは、VCSELsと回折光学技術を利用して3Dセンシング向けIR照射ライブデモを行う。デモンストレーションは、3D TOFと2D IRイメージングアプリケーション向けIR光照射野リアルタイム計測を紹介。VCSEL技術は、いくつかの傑出した優位性がある、高出力、拡張光源エリアでの高い均一性、温度全体での波長安定性、高信頼である。これらはIR照明と厳しい自動車アプリケーションの両方にとって重要である。FinisarのVCSEL技術は、過去20年の研究、設計、製造イノベーションに由来する。
「VCSEL技術は現在幅広いアプリケーションに導入されている。生体認証から、AR用3Dマッピング、自動車LiDARまでである。当社は、R&Dと製造の両方でこの技術の先頭にある」とFinisar 3Dセンシングのマーケティング/事業開発担当VP、Craig Thompson氏は話している。

回折レンズとビームコンバータ
Finisarは、オール誘電体回折レンズとビームコンバータのデモンストレーションを行う。これらは実証済みのDUVフォトリソグラフィパタニングプロセスを使用している。製品には複数のアプリケーションがあり、収差補正マイクロレンズ、最上位のジェネレータ、位相コンバータ、コンピュータホログラムが含まれる。回折素子は基板に直接エッチングされ、有機材料は全く含んでいない。したがって、高い光出力、550℃までの高温に耐えられる。

LiDARコヒレント光エンジン
Finisarは、LiDARコヒレント光エンジンを紹介する。これは、自動運転視覚システムなどのアプリケーション向けに300メートルまでの長距離解像度を可能にする設計になっている。その小型パッケージには,波長可変レーザ、トランスミッタ位相変調器、コヒレントレシーバが組み込まれている。レーザは4THzの可変が可能であるので、固体ビームステアリングは信頼性の低い回転ミラーやMEMSを置き換えることができる。位相変調器とコヒレントディテクションは、ドップラー効果を使ってシングルスキャンで対象物の距離と速度の判定を可能にする。