June, 28, 2018, Maynard--Acacia Communications, Incは、“ZR”アプリケーション向けに2つの新しい高速コヒレントインタコネクト製品を一般に販売する。独自のDSPとシリコンフォトニクス技術を利用したAcaciaのローパワーと高集積設計により、新しい100G/200G CFP2-DCO ZRと次世代ローパワー100G CFP-DCO ZRは、アクセス、エッジ、エンタプライズキャンパスアプリケーションにおける容量拡大需要に対処する、と同社は見ている。
Acaciaの新製品は、業界で標準化された距離40km超の増幅器を用いないアプリケーション要件をサポートし、80km以上に距離を延ばす。AcaciaのCFP-DCO ZRモジュールは、18Wパワークラスをサポートできる。
ECIのグローバルポートフォリオ、VP、Jimmy Mizrahiによると、アクセスアグリゲーション市場で100G以上の需要が増加している。「コンパクトなプラガブルフォームファクタのコヒレント100Gと200G ZRソリューションは、5Gバックホールやケーブルアクセスなどのアプリケーションで40km以上の要求を持つネットワークオペレータにとって魅力的なソリューションになる」とコメントしている。
Acaciaのシニアマーケティングディレクタ、Tom Williamsは、「従来、コヒレント光伝送は主に長距離アプリケーションに用いられたが、トラフィックパタンが変わりつつあるため、電力効率が良く、コスト効果よく短距離をターゲットにする大容量インタコネクト需要が出てくる。ZRオプティクスはこうした要求に対処する」と説明している。
より短い距離のアプリケーションは、コヒレント光インタコネクトの新たな機会と考えられており、業界標準化組織から大きな注目を浴びている。100G、200G、400GコヒレントZRクラスインタフェースの標準は開発中であり、これは従来の80km ZR要件をコヒレント伝送に適用することになる。ハイパースケールデータセンタのインタコネクションから住宅アクセスネットワークと5Gバックホールのアグリゲーションまでのアプリケーションが、これらのコヒレントインタフェースの集束要件を促進する。
(詳細は、https://acacia-inc.com/)