June, 11, 2018, Alhambra--エムコア(EMCORE Corporation)は、Model 3644 Mini-Tx 1.2GHz、1550nmリニア外部変調レーザ(L-EML)CATV送信器サブアセンブリを発表した。エムコアの新しい3644Mini-Txは、これまでに発表された最もコンパクトなL-EMLベース送信器。最大100kmまでのリンクをサポートしており、設計者に必要になるすべてのコアエレメントはL-EMLデバイス技術を様々なCATV送信器プラットフォームに速やかに統合できる。
L-EML技術ブレイクスルーは、エムコア単独で発明、開発、製造した。その構成は、高出力、低雑音、狭線幅レーザと独自の高直線性変調器をモノリシックアセンブリしている。これにより従来のLNベース外部変調器トランスミッタに匹敵する長距離光リンク性能が可能になるが、遙かにコスト効果が優れており、DFBレーザベースシステムの性能を遙かに上回る。
エムコアの新しい3644 Mini-Txは、従来のHFC、多波長ノード分岐、RFoGおよびRF over FTTPアプリケーションをサポートするように設計されている。同プラットフォームは、アナログ、QAMおよびOFDMの1218MHzへのRFロードをサポートしており、DOCSIS3.1完全準拠である。3644Mini-Txは、フルQAMロード条件で全動作帯域に渡り44dB変調エラーレシオ(MER)を達成している。レシーバでのMERは、最近のHFCネットワークではリンクパフォーマンスの重要パラメータ。加えて、RS-232インタフェースを介したモニタと制御にRFテストポートが搭載されている。