June, 1, 2018, Maynard--Acacia Communications, IncとOclaro, Incは、AcaciaのMeru DSPベース完全互換性CFP2-DCOモジュールのマルチベンダ環境を可能にすると発表した。Oclaroは、新しいCFP2-DCOモジュールの発売を予定しており、これはAcaciaのCFP2-DCOとのプラグ&プレイ互換性を特徴としている。顧客は、実績のあるコヒレントオプティクスサプライヤ2社の100/200G CFP2-DCOフォームファクタから購入することができる。
CFP2-DCOsは、コヒレントDSPをプラガブルモジュールに集積していることで、高速光ネットワークでますます重要度が増している。デジタルホストインタフェースにより、モジュールとシステム間の統合が簡素になり、これによってサービス始動が早まり、通信プロバイダにとっては成長に応じた購入が可能になる。これにより、追加ポートのコストは、追加のサービスが必要となるまで延期できる。
両社からのCFP2-DCOプラガブルコヒレントモジュールは、伝送速度100Gと200Gをサポートしており、用途はアクセス、メトロ、データセンタインタコネクト市場。このフォームファクタは、多くのネットワーク装置メーカー(NEMs)がスイッチ、ルータ、トランスポートプラットフォームに導入しつつある。CFP2-DCOモジュールは、現行世代100G CFP-DCOソリューションと比べて4倍の高密度をサポートしている。小型、低消費電力プラガブルモジュールでデータレートが2倍になり、顧客は迅速かつコスト効果よく200Gネットワークを始動させることができる。独自のオペレーティングモードに加えて、両社とも100G互換性ではOpen ROADM MSAの要求をサポートする意向である。
Oclaroの集積フォトニクス事業プレジデント、Beck Masonは、「当社の43Gbaudコヒレント送信・受信光サブアセンブリ(TROSA)がわれわれのCFP2-DCOの中心にある。TROSAは、Oclaroの成功を収めたCFP2-ACOからの実績あるInP PIC技術を利用して、小型フォームファクタで業界最高の光パフォーマンスを達成している」とコメントしている。