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横河計測、光スペクトラムアナライザ「AQ6360」を開発・発売

March, 15, 2018, 東京--横河計測株式会社は、分散分光方式の光スペクトラムアナライザの新ラインアップとして、1200nmから1650nmの光通信波長帯に対応した、生産ライン向けの光スペクトラムアナライザ「AQ6360」を開発、発売した。
 「AQ6360」は、生産ラインでの試験、検査に求められる性能を小型のボディに搭載しており、光通信用半導体レーザや光トランシーバ(送受信機)、光アンプなどの生産ラインでの使用に最適。

新製品の特長
1.生産ラインでの試験・検査に必要な性能を備え、低価格を実現
光通信用半導体レーザや光トランシーバ生産時の試験・検査に求められる性能に特化し、既存の高性能機種より価格を約3割低減した。
<主な仕様>
波長分解能:0.1~2nm
測定感度:+20~-80dBm
ダイナミックレンジ:55dB

2.入力する光ファイバの種類に依存しない安定した測定が可能
入力部内部に光ファイバを使用しない、独自のフリースペース構造を採用。これにより、シングルモードファイバ、マルチモードファイバのいずれからも光信号を入力することができ、光ファイバの種類に依存しない安定した測定が可能。

3.高速な測定が可能
現行製品である「AQ6370D」の約2倍のスピードでの測定を実現した。

4.小型で省スペースに貢献
幅426mm×奥行459mm×高さ177mm、重量約15.5kgの小型化を実現した。既存製品より高さ、重さともに約2割低減した。
(詳細は、www.yokogawa.co.jp)