February, 26, 2018, Chicago--BAE Systemsは、ロッキードマーチン(Lockheed Martin)に選定され、アラブ首長国連邦(UAE)空軍のF-16航空機のヘッドアップディスプレイ(HUD)を最新式にする。飛行部隊のシステムは先端デジタル技術で置き換えられる。HUDは、直接パイロットの目線に存在するシースルーディスプレイで、外界の視界を邪魔することなく、リアルタイムで、飛行の重要情報を表示する。
BAE Systemsは、HUDアップグレード実施に同社の最先端デジタルライトエンジン(DLE)技術を使う。HUDは、F-16の既存HUDスペースにシームレスに組み込まれており、航空機、配線、コンピューティングに変更は必要ない。この進歩により、旧式のCRT画像が除去され、それをデジタルプロジェクタに置き換える。
「裸眼では、パイロットは、当社のDLE HUDがインストールされても性能差は分からない。それは、既存のオプティクス、ビデオカメラ、コントロールパネルを維持している。実際の違いは、大きなコスト削減である。メンテナンスとスペア部品の減少の結果として、製品のライフサイクルで顧客が経験することである」とBAE Systemsの先端ディスプレイディレクタ、Andy Humphriesはコメントしている。
完全デジタルシステムは、ライフサイクルコストを20%削減し、旧式アナログシステムの信頼性を少なくとも4倍向上させる。DLE HUDの特徴は、いかなる飛行条件でも見ることができる高解像度シンボル体系。また,シンボル体系やビデオの将来の進歩にも対応するように設計されている。
2017年、DLE技術は、米国空軍のF-22 HUDの近代化に選定された。
(詳細は、www.baesystems.com)