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CST Global、Photonics Westで「DF InGaN/GaNレーザダイオード」発表

January, 25, 2018, San Francisco--CST Globalのリサーチエンジニア、Dr. Thomas Slightは、SPIE Photonics Westで、「DF InGaN/GaNレーザダイオード」を発表する。
 同氏の論文は、政府助成「モード制御ブルーレーザを利用する量子冷却」プロジェクト(CoolBlue)の中間総括。プロジェクトは、原子時計など、量子センシングシステム向けの次世代GaNレーザダイオードを開発する。これは、2017年、Thomasがリーダーとなっていたプロジェクト。
 同氏は、「Photonics Westで、極低温原子をベースにした量子センサに実装するために次世代GaNレーザ技術に至るまで、BoolBlue研究プロジェクトの成果をカバーする。プロジェクトで開発された、単一波長、ブルーレーザダイオード光源は、従来のレーザ光源に対して、出力増、複雑さ低減、サイズ縮小となっている。このことは、幅広い商用アプリケーション向けに、量子センサが実験室の装置から、微小化され、ロバストなシステムへ移行可能であることを示している」と説明している。
 CoolBlueは、CST Globalで、2サイクルのレーザ設計、製造とテストを行った。ここで得られた知見と専門技術により、CST Globalは、新しいGaNレーザおよび量子技術市場に向けて新製品を開発することができる。
 CST Globalは、CoolBlue2で政府助成金、83,774ポンドを受け取り、ThomasがリーダーとなるGaNレーザ技術開発プログラムを継続する。
 CoolBlue2は、GaNレーザダイオード光源設計と製造をさらに繰り返し、実世界の、低コスト、集積システムに適したレーザにする。同プロジェクトでは、CST Globalは、学術パートナー、グラスゴー大学、アストン大学、商用パートナーHelia Photonics Ltd.; 研究パートナー National Physical Laboratory Ltdと共同開発する。
(詳細は、www.cstglobal.uk)