メガネフレームの市場投入促進に3Dプリンティングソリューション

October, 2, 2017, Minneapolis/Rehovot--Stratasysのメガネ類の顧客によると、新しいメガネフレームデザインは、従来の開発技術を使うと、最初のデザインコンセプトから店の棚に並ぶまでに約18カ月かかる。大規模メガネメーカーになると、週に150の新規フレームデザインを作成する(年間では新規フレームは数千)。全てのフレームの開発と製造サイクルから最大15カ月をカットし、8週間足らずにTime to Marketを縮小することを考える。
　Stratasysから導入した新しいメガネのラピッドプロトタイピングソリューションをテストした先駆的企業が、このような短縮は可能であると主張している。Stratasysは、VeroFlex Rapid Prototyping Eyewear Solutionを開発し、メーカーのTime to Marketとコスト効率の飛躍的改善を支援する。
　新ソリューションは、Stratasys独自のJ750 Multi-color, Multi-material 3D PrinterとVeroFlex、メガネのラピッドプロトタイピングニーズ向けに特別処方した3Dプリンティング材料とを組み合わせている。VeroFlexは、幅広いプロトタイピング要件に重要な、硬さと柔軟性の独自の組合せを提供する。最初のコンセプトの繰返しから複雑なマルチカラーとテクスチャモデル、パフォーマンステストのための精密機能モデルまで、VeroFlexは、ツーリングと製造に先行して、要求の厳しい内部テスト用に耐久性と柔軟性が一段と優れた材料を提供する。これによりメガネメーカーは、製品供給を一年以上早めることができ、最新の市場トレンドで先行することができ、同時に製品のスケーラビリティも改善される。
　機能性テストで、Stratasys VeroFlex材料は、主要メガネメーカーの検証、落下試験、レンズマウンティング、ストレステスト、装着性テストに持ちこたえられる。
　デザイン評価では、VeroFlex材料は究極のリアリズムを提供する。6種のVeroFlex新材料(シアン、マゼンタ、イエロー、ホワイト、ブラックと透明)および、木目、レザー、縫い目、ボーン、カーボンファイバ、写真のようなリアリズムに加えて、立体、オペイク、透明、カラーシェイドを作り混合することができる。