September, 26, 2017, Leuven--3Dプリンティングソフトウエアおよびサービスの大手、Materialiseと、シンガポールの歯科3Dプリンティングソリューションプロバイダ、Structoは、Structo PrintWorks Proを発表した。ソフトウエアは、Materialise Magics Printのカスタマイズバージョンで、StructoのMask Stereolithography (MSLA)、歯科3Dプリンターを使い歯科専門家向けに3Dプリントファイル準備を簡素化することを目的にしている。
Structo独自のMSLA 3Dプリンターは歯科アプリケーションに合わせている。歯科業界で幅広く採用されており、世界4大陸で導入されている。Materialiseとの戦略的提携は、カスタムソフトウエアソリューションの開発が目的。これにより3Dプリンティングプロセス全体が合理化されてデジタル歯科の採用拡大が容易になる。この長期提携により、すでにStructo Build Processorを2015年に、昨年にはStructoのPrintWorksソフトウエアを発売した。
新しいPrintWorks ProはMaterialise MagicsとMaterialise Build Processorを含んでおり、ユーザーは各自の3Dプリンティングワークフローにおける3Dプリントファイル準備において、改善され、合理化されたプロセスを経験することになる。ユーザーは、少ないデータ準備による設計でモデルをプリントでき、構築失敗のリスクを低減できる。Materialise Magicsで得られる特徴は、半自動サポート生成、従来のソフトウエアに対して82%までのサポート除去時間低減。また、ユーザーは、広範な修理、変更および構築チェックツールにアクセスできる。Build Processorにより、並ぶもののないスライシング速度と精度が得られ、材料に特化したプリントプロファイル、固有のスライスベース加工アルゴリズムが得られる。これにより非常に複雑なファイルが取り扱え、柔軟なエクスポートフォーマットが可能になる。パフォーマンス改善により、ユーザーは、一段と詳細で正確なパーツをプリントできる。
(詳細は、www.structo3d.com)