September, 12, 2017, Eindhoven--アイントホーフェン工科大学(TU/e)、Built Environment部のコンクリートプリンターは、世界初の3Dプリント強化、プレストレストコンクリート橋のプリントを始めた。そのサイクルブリッジは、Gemert環状道路の新区間の一部となる。Gemertでは、BAMインフラ建設会社が革新技術を採用している。
プリントできる橋の利点の1つは、従来型技術よりもモールドを満たすために必要なコンクリートが遥かに少ないことである。プリンターは、必要なだけのコンクリートを堆積する。セメントの生産では、多くのCO2が排出されるが、プリントされるコンクリートではCO2排出は遥かに少ないので、これは有益である。別の利点は、形状の自由度にある。プリンターは、どんな形でも望みどおりに造ることができ、木製の成型枠は不要になる。
コンクリート建設教授、Theo Saletグループの研究者が、同時にスチール補強もプリントするプロセスの開発に成功した。コンクリート層をプリントする際にコンクリートプリンターは、スチールケーブルを加える、これはコンクリート内に引張張力が生じないように橋に予め圧縮応力をかけておくためである。
ここ数カ月で、Theo Saletのグループは最初のスケールモデル(1: 2)を作製し、それに2000kg荷重をかけて安全性をテストした。安全性が実証されたので、後に接合されて橋を形成することになるコンクリートエレメントのプリンティングが始められる。
2か月でブリッジエレメントがプリントされ、準備される。9月にはBAM建設会社がNoord-Omに橋を設置する。