July, 27, 2017, Leuven/Padua--3Dプリンティングで経験豊富なベルギーの企業、Materialiseは、新しいOXYDO SS 2017 Collectionのためにアイウエア(眼鏡類)リーダーSafiloと提携する。狙いは、アイウエアをウェアラブル彫刻に変える3Dプリントフレームのカプセルコレクション。
イタリアの最先端ブランドOXYDOは、新しいOXYDO SS 2017コレクションの破壊的デザインにより、さまざまな要素を取り込む。今回の発表は、積層造形(AM)ソリューションおよびソフトウエアのリーダーMaterialise NVとSafilo Groupとの提携による初の製品発表である。世界中に多くの象徴的アイウエアブランドがあるが、Safilo Groupはイタリアの強力メーカー。新しいOXYDO Capsule Collectionは1つの意思表示であり、現在のAMの能力を実証するとともに、AMが将来のアイウエア産業をどこに導くかを示している。
複雑な有機的形状を生み出し、極めて軽量な設計を作り出す3Dプリンティングの能力を、アイウエア産業は十分に活用しており、より少ない材料を使い、装着者の心地よさを向上させるフレームを作ることができる。OXYDOは、機能のほかに軽量という特徴があり、将来のビジョンを形作るためにそれを利用する。OXYDOアイウエアをウェアラブル彫刻の世界に持ち込むことで、芸術の世界に深くかかわるフレームができる。
デザインでOXYDOと提携しているニューヨークのアーティスト、Francis Bitonti氏は、「3Dプリンティングの能力を活用して、最小限の輪郭を保ちながら、非常に素晴らしい装飾性を生み出すことに注力した。次世代の装飾性がどのように見えるかにわれわれは関心を抱いていた」とコメントしている。
OXYDO Capsule Collection 2017は、イタリアファッション美学のディスラプティブ、現代的、洗練された解釈を提供する、これは3Dプリンティングによって達成可能な、円形およびキャットアイスタイルの古典的形状と超モダンな輪郭の統合である。各フレームを取りまく3Dプリント構造はMaterialiseのCertified Additive Manufacturing機能によって製造する。これには、アイウエア製造専用の装置が装備されている。ポリアミド12で製造した後、ウェアラブル彫刻は、マルチステップMaterialise Luxura後処理に渡され、そのパフォーマンスと美しさを向上させる。
(詳細は、www.materialise.com)