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Velodyne LiDAR、“Velarray” LiDARセンサを発表

April, 26, 2017, San Jose--VelodyneLiDAR Incは、新しい固定レーザ、固体Velarray LiDAR(Light Detection and Ranging)センサ、コスト効果が高く高性能でラギッド自動車用製品スモールフォームファクタを発表した。
 Velarrayは、自律走行車にもADAS(先端的運転車支援システム)システムにもシームレスに組込み可能であり、これによりVelodyneLiDARは、一段と小型で経済的なフォームファクタで供給される画像品質と機能で再び業界標準を設定した。
 「Velarrayは完全自律走行車だけでなく、適応走行制御(ACC)のようなADASシステムも可能にし、同時に小型形状と量産目標価格を提供できる」と同社社長/CCO、Mike Jellen氏は話している。同氏によると、Velarrayは独自の価値提案である。これによって、安全運転の経験が向上し、併せて完全自律走行へのアップグレードパスが可能になる。
 VelodyneLiDARは2005年に世界初の3DリアルタイムLiDARセンサを開発し特許を取った。それ以来、このLiDARセンサは基本的センサとなっており、全ての自律走行車開発プログラムにとっては市場シェアリーダーである。そのサラウンドビューセンサは、ロングレンジで360°のカバー範囲があり、すでに数千の車両にインストールされている。VelarrayはVelodyne Labsで、同社の先進的R&Dグループが開発した。同社のこれまでのLiDARセンサの性能と信頼性を小型形状に統合し、最先端の安全性と自律走行車を可能にする最先端の技術と柔軟性を提供するものとなっている。

新しいVelarrayLiDARセンサは、Velodyne独自のASICを利用して、125×50×55㎜サイズの小型パッケージで、優れたパフォーマンスを実現している。このサイズは、車両のフロント、サイド、コーナーに組込み可能である。視野は、水平120°、垂直35°、低反射物に対しても200mの距離をカバーする。車両の完全安全レベル格付けASIL Bにより、VelarrayはL4およびL5自律走行車だけでなくADAS対応車でも安全動作を保証する。同社は、目標価格を量産で数百ドルとしている。