March, 27, 2017, West Hills--ソースフォトニクス(Source Photonics)は、OFC2017で業界初XGS-PON N2 OLT光モジュールのデモンストレーションを行った。ソースフォトニクスのXGS-PON光トランシーバモジュールは、既存のGPONネットワークから次世代高速XGS-PONネットワークへのユニバーサルアップグレード提供を目的にしている。これにより、マルチギガビットサービスをビジネスや住宅に提供できるようになる。
同社のXGS-PON N2 OLT XFPフォームファクタは、XGS-PON標準G.9807.1で設定されたN2クラス最大光リンクバジェットを満たしており、下り9.953Gbps、上り9.953Gbpsデータレートを提供し、20kmリンクで1 : 64分岐比をサポートする。同社の優れた光と電気設計力が、1577nm EMLレーザ送信器とバーストモード1270nm APD受信機との、マイクロオプティックWDMフィルタによる統合を可能にしており、現行のクラスB+とC+およびC+ GPONネットワークから、XGPON、XGS-PONへ一本のファイバでデュアル波長アップグレード、オーバーレイパスを提供する。
ソースフォトニクスは、1×10^-3でアップリンク感度-30dBm、5dBm以上でOLT光モジュールの下り光パワーをデモ。モジュールのパフォーマンスは、XGS-PON ITU-T G. 9807.1プロトコル、31dBリンクバジェットN2クラス仕様要件を満たしている。
XGS-PON N2OLTは、2017年3月にサンプル提供開始、量産提供は2017年Q3の予定。