March, 17, 2014, San Francisco--ライチプテクノロジーズ(Lightip Technologies)は、同社独自の技術をベースにして最小形状のチューナブルレーザを開発した。製品は現在、サンプル出荷中。
Lightipは浙江大学と提携し、同社特許の半波長結合Vキャビティ構造をベースにしてシンプルでコンパクトなチューナブルレーザを開発した。電極は3つしかなく、1つは利得と直接変調、もう1つはITUグリッドに対応したチャネル選択、3番目が必要に応じて行う微調整用となっている。レーザ構造は、グレーティングやエピタキシャル再成長無用となっており、サイズはわずか500μm×300μm。コンパクトさ、製造容易性、簡単な波長制御という利点により、アクセスやデータセンタネットワークなど、多くのアプリケーションで経済性の優れたチューナブルレーザソリューションが提供可能となった。
TLDX155シリーズTOSAモジュールは、Vキャビティチューナブルレーザ、パワーモニタPD、アイソレータ、TECコントローラを集積している。最初の製品は、CバンドまたはLバンドで最大40chsまで可変できる。チャネル間隔は100GHz、SMSRは40dB。9-pinチューナブルTOSAモジュールのサイズは、市販のバタフライパッケージのチューナブルレーザと比べると、その数分の1程度であるため、一段とコンパクトなトランシーバデザインで使用できる。TOSA評価およびラボ用途に自己完結制御エレクトロニクスとソフトウエアを持つチューナブルレーザモジュール、またタッチスクリーンポータブルPC付のチューナブルレーザモジュールも提供できる。
(詳細は、 www.lightip.com)