March, 4, 2014, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、OFC2014でコヒレントCFP2プラガブルトランシーバモジュールのデモンストレーションを行う。
同モジュールのコンパクト、コヒレントプラガブルフォームファクタは、消費電力がわずか12Wとなっており、100Gおよびそれを超える動作の光ネットワークで新しいレベルのパフォーマンスと柔軟性のメリットは大きい。
従来のソリューションと比較すると、このCFP2プラガブルトランシーバにより装置前面の高密度化、消費電力削減、最適光パフォーマンスが実現できる。
調査会社Ovumのコンポーネント担当VP、Daryl Inniss氏は、この新しい製品に関連して、「CFP2プラガブルモジュールが利用できるようになることで、2015年には100G、200Gコヒレントポートの数が大幅に増えると見ている。市場は、CFP2コヒレント技術で可能になる高密度化、低消費電力、小型形状を求めており、オクラロはこの技術を市場投入する最初の企業となり、市場で優位を占めることになる」とコメントしている。
オクラロのコヒレントCFP2モジュールは、プラガブル形状で提供される第1世代のコヒレントトランシーバであり、小型形状、低消費電力、高性能は顧客がシステムを100G、それ以上にアップグレードするために必要となる特性。このコヒレントCFP2は幅広いオプションの外部DSPと併用して導入でき、顧客はそれぞれの仕様に合う、電気と光の最適ソリューションを選択できる。
製品の主な特徴
・オクラロのInP送信器と受信器PIC技術を活用して高いレベルでパフォーマンス、実装密度、コスト要求に応えている。
・適切なDSPとドライバー技術を併用することで100G PM-QPSKと200G 16-QAMの両方に対応する。
・LN技術に匹敵するシステムレベルパフォーマンスがオクラロの顧客数社と協力して実証されている。
・コヒレントCFP2 OIFおよびCFP MSA標準をサポート。
・2Q14から主要顧客にサンプル出荷。