September, 26, 2016, Dusseldorf--カラーチップ(ColorChip Ltd)は、100G QSFP28 10kmトランシーバを製造する。
製品は、新しい4WDMマルチソースアグリーメント(MSA)に基づいており、大規模データセンタやモバイルバックホールアプリケーションをサポートする。また、100G CWDM4、CLR4 2kmトランシーバとの相互運用が可能。これはハードウエア設計が同じであるためで、同様にしてQSFP28フォームファクタでコスト効果の高いソリューションを提供する。100Gbps 4WDM 10kmおよびCWDM4 2kmトランシーバは、ECOC2016でデモが行われた。
ColorChipの100Gbps CWDM4/CLR4 QSFP28 2kmソリューションは現在、Tier1データセンタ、システムベンダ、通信オペレータ向けに数万個が出荷されている。2km製品と同様に、ColorChipの100G 10km 4WDMトランシーバは、高密度、低消費電力(~2.5W)、ロバストパフォーマンス、拡張リンクマージンを特徴としている。リンクマージンは、FECを使用して6.3dBリンクバジェットで10kmの距離をサポート。100G 10kmトランシーバは、光ヘッドとPCBを統合したColorChipのコア強度、独自に工業化したオプティクス製造アプローチを活用している。
ColorChipの光ヘッドは、先駆的なSystemOnGlass集積光技術に基づいている。SystemOnGlassは、独自の導波路・イン・グラスPLCベース光プラットフォームであり、これは高密度、マルチレーン光ヘッドを実現するアクティブ素子とパッシブ光素子の完全自動フォトニック集積と結びついている。このアプローチにより、フリースペースオプティクスが不要になり、ColorChipは、高信頼で低コストソリューションを実現する多重化、低光損失、高結合効率を特徴とする光ヘッドを提供できるようになっている。ColorChipのSystemOnGlassフォトニック集積ノウハウは、オンウエファスケールPLC製造と自動光ヘッドアセンブリをベースにしており、これはColorChipの一連の高速トランシーバ製品の中核にある、独自に工業化した光製造アプローチによって可能になっている。