March, 31, 2016, Irvine--クラリファイ(ClariPhy Communications Inc)は、マルチソースCFP2-ACOコヒレント光エコシステムパートナーを紹介した。パートナーには、フィニサ、富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)、Oclaroが含まれている。ClariPhyは、OFC2016で、同社のCFP2-ACOレファランスプラットフォームベースのCL20010 LightSpeed-II Coherent DSPを共同展示した。
Cignal AIの主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「コヒレントメトロおよびデータセンタインタコネクト(DCI)ネットワーク導入は現在増加している。これは、一段とコストに敏感な市場である。CFP2-ACOや商用DSPsが、このような新しいメトロおよびDCIアプリケーションにおける導入を可能にする重要技術である」とコメントしている。
クラリファイのCTO、Norm Swenson氏は、「当社は、フィールド実績がある、マルチソースコヒレントオプティクスエコシステムにより、大量導入の主流になろうとしている、CFP2-ACOコヒレントレファランスプラットフォームを継続して足場にしていく。簡単設計のターンキーCFP2-ACOプラットフォームを提供することで、当社は経済性の優れたメトロおよびデータセンタ光ネットワークを加速していく」と話している。
統合された100G/200Gレファランスプラットフォームは、ターンキーソリューションであり、コヒレントDSPsとプラガブル光モジュール間のリニアインタフェースの課題を解決しながら、すべての必要な実証ずみ回路図、レイアウトファイル、GUI/ソフトウエアおよび他の開発ドキュメントを、リスクを減らしつつ、素早く市場に提供していく。プラットフォームは、OIFのCFP2-ACO IAをフルサポートし、パフォーマンスを最適化しており、2つのボードを単一のPCBレファランスプラットフォームに統合している。これによりラインカードは簡素化され、CFP2-ACOスキューコントロール、プリエンファシスおよびカリブレーションを可能にすることで製造を合理化する。
ClariPhyのLightSpeed-II CL20010 28nm マルチモードSoCは、比類のないレベルの集積、パフォーマンスおよびSDN機能を提供する。LightSpeed-II SoCに基づいたソリューションは、単一波長で100G/200G 16QAM変調のサポートを可能にする、またSoCは単一キャリア200Gまたはデュアルキャリア400Gスーパーチャネルを可能にする。先端的イコライゼーションおよびFECアルゴリズムによりシステムは、光リンクの障害を克服できる。これに含まれるのは、波長分散、PMD、オプトエレクトロニックコンポーネント帯域制限である。