March, 2, 2016, 東京--古河電工グループの岡野電線は、多点光ファイバ通話装置「FT6000」の後継機種として「FT9000」を新たに開発し、販売を開始した。
「FT9000」は通話音質をさらに改善すると共に、通常電池寿命8時間(非常時スリープモード時は24時間)通話を可能とした。
モデルチェンジにより、1)通話音質のさらなる改善、2)接続台数を50台まで増加、3)サイズ125x65x110mmとし容量1.5Lから0.9Lに小型化、4)重量は1.5kgから0.9kgへ軽量化、5)ワイヤレスヘッドセットとの接続、6)単2乾電池4本で8時間(非常時スリープモードは24時間)稼働、7)AC100~240Vも使用可能、また市販の5V_USBコネクタ付携帯用バッテリーも使用可能、8)筐体保護のため外側にシリコンプロテクタの採用を実現した。
用途としては、光回線の通信切り替え工事、鉄道沿線の施設工事連絡、洞道工事連絡、施設内の長距離連絡、ホットライン、山間部等の有線非常用電話など。
金額はオープン価格、2016年度は100台/年の販売が目標。