January, 8, 2014, Wellington/McLean--バージニア州のIkeGPS社は、レーザを使った3Dモデリングをコンシューマ市場向けのビジネスにしようとしている。アイデアは、スマートフォンの背面にこの機能を搭載することであるという(Spikeスマートフォンアプリ)。
スパイク(Spike)は、同社が確立しているGPSツールをベースにしており、このツールはハリケーンカトリーナ(Katrina)や2010年のハイチで起こった地震など、自然災害でUNが使用した。スパイクは、スマートフォンの背面に取り付け、組込レーザ距離計、3Dコンパス、電話のカメラとGPS機能付ブルートゥースチップが統合されている。
ユーザは、スマートフォンのスパイクアプリで計測したいものの写真を撮る(Androidアプリはほぼ完成、iOS appは開発中)。ハードウエアは、距離、方向、体積などの主要測定を行い、データをブルートゥースでスマートフォンに送ると結果がディスプレイに拡張表示される。ユーザはこのデータを共有することができ、それを使って3Dモデルを作ることもできる。同社によると、モデルはレーザ精度である。
スパイクは、3DモデリングソフトウエアSketchUpに対応している。このため、ユーザは計測結果を手作業でインポートするよりも、スパイクで画像を撮って対象物あるいは建物の拡張可能なモデルを作り、必要に応じて3Dプリントすることができる。
機器の従量は100g、サイズは90×50×20mm。レーザは、905nm、Class1 Eyesafeレーザで、測定距離は2~200m、解像度は±0.2m。スパイクは、IkeGPSのWebサイトから先行予約できる。出荷は2014年5月の予定。
(詳細は、 www.ikegps.com)