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MACOM、日本企業ファイベストを買収

November, 19, 2015, Lowell--MACOM(M/A-COM Technology Solutions Holdings, Inc)は、日本のコンポーネントサプライヤー企業、ファイベスト(FiBest Limited)を現金約6000万ドルで買収することで最終合意に達した。

買収から期待される利益
・100G、200G、400G光ネットワーキングでMACOMのリーダーシップの地位拡大
・データセンターにおける対処可能な市場(SAM)拡大
・日本市場における地域的なリーダーシップ、強力な販売チャネルを獲得
・MACOMのシェアあたり調整後利益の増加に寄与

 MACOMの社長/CEO、John Croteau氏は、「ファイベストの買収は光ネットワーキングコンポーネントにおけるMACOMの優位な地位を強化し、高性能パッケージング能力も獲得できることになる。より洗練された、高い評価のコンポーネントソリューションを当社のトランシーバ顧客に提供できるようになる」とコメントしている。
 「光サブアセンブリの品質は、100Gデータセンター向けに必要なパフォーマンス、パワー効率、コスト目標達成の主要素である。また、200G、400Gデータレートでは必須となる。ファイベストを加えたことで、MACOMの対処可能な市場が大幅に拡大する。データセンターでは100Gの成長潜在力は高く、当社は需要の変曲点は2017年であると見ている」。
 買収の完了は、MACOMの会計年2016年第1四半期の予定。