August, 20, 2015, Cambridge--調査会社IHSは、「IHS Infonetics光ネットワークハードウエア」レポートを発表した。
レポートによると、2Q15に世界の光ネットワークハードウエア(WDMとSONET/SDH)売上は前期比22%増であったが、前年同期比では横ばい。ヨーロッパだけが2Q15は前年比8%のプラス成長だった。
「ヨーロッパは3四半期連続で好調であり、過去5年で最悪の光投資から反転の兆しが出ている」と調査ダイレクター、Andrew Schmitt氏はコメントしている。ただし、同氏によると、この力強さはAlcatel-Lucent、Ciena、Infineraに集中している。
調査の要点
・4四半期ベースでは、WDM装置投資は、3年連続で成長した。
・WDM装置投資は、2Q15に1Q15に対して23%増、2Q14比では6%増だった。
・Q2では、WDM装置は、世界の光ハードウエア総売上の86%を占めた。
・APACの光ネットワークハードウエア投資は、2Q15に前期比36%成長だったが、前年同期比では2%減。
・Alcatel-LucentはNokiaとの合併を発表しているが、これによってALUの光ビジネスや競争環境に何らかの影響が出るとはIHSは見ていない。