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Ambarella、コンピュータビジョンシステム開発企業VisLabを買収

July, 14, 2015, Santa Clara--アンバレラ(Ambarella, Inc)は、ヴィスラブ(VisLab S.r.l.)を現金3000万ドルで買収した。Ambarellaは、ビデオ圧縮、画像処理半導体の開発企業。
VisLabは、イタリアのパルマ大学のビジョンおよびインテリジェントシステム研究所。同研究所は、知覚システムと自律走行車研究の先駆者で、Alberto Broggi教授が設立。自動車や他の商用アプリケーション向けのコンピュータビジョン、インテリジェント制御システムを開発した。これには、先進運転支援システム(ADAS)、数世代の自動車両運転システムが含まれる。また、自動走行車「Porter」は、2010年にイタリアから中国まで13000kmを自動走行した。
「コンピュータビジョンはAmbarellaが注力している分野であり、当社の現在のビデオ市場、また自動OEMカメラのような将来の市場にとっても不可欠である」とAmbarellaのCEO、Fermi Wang氏はコメントしている。
買収の一環として、VisLabの研究者27名はAmbarellaの先端コンピュータビジョン開発チームに加わる。これにより、自動車、IPセキュリティ、ウエアラブル、飛行カメラを含むAmbarellaの中核市場をターゲットにした今後のAmbarellaソリューションで、広範でロバストなコンピュータビジョンサポートが可能になる。