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オープンネットワーキングがデータセンタに拡大

June, 18, 2015, Campbell--IHS Infonetics「データセンタネットワーク装置」レポートによると、オープンネットワーキングの不可欠の部分であるベアメタルスイッチが2015年第1四半期(1Q15)に世界中で出荷されたデータセンタEthernetポートの12%を占めた。ベアメタルスイッチの世界的売上は、1Q15に前年比11%成長だった。

調査の要点
・グローバルデータセンタネットワーク装置市場は、1Q15に前期比14%減、26億ドルだった。この市場に含まれるのは、Ethernetスイッチ、アプリケーションデリバリコントローラ(ADCs)、WAN最適化アプライアンス(WOAs)。
・データセンタEthernetスイッチセグメントは、前年比ベースで成長が続いている(1Q15は、1Q14比で+4%)。
・1Q15、F5が仮想ADCアプライアンス売上でCitrixからNo.1の座を奪取。
 「オープンネットワーキングは、オープンソースのソフトウエアとオープンハードウエアデザインを利用し、だれでも最新技術をとりいれることができる。ちょうどオープンソースがサーバやOS市場を変えたように、これがネットワーキングを変革し始めている」と調査ディレクタ、Cliff Grossner, Ph.D.は説明している。
 「オープンネットワーキングへのこの動きはベアメタルスイッチの重要性を際立たせている、これは4月にInteropで全てのベンダが発表したことからも明らかだ。Dellは、1GE~100GEから選べる3つの新ブランドベアメタルスイッチでオープンネットワーキングポートフォリオを拡大しようとしている。Citrixは、エンタプライズが仮想WANを構築できるCloudbridgeバーチャルWANエディションでSD-WAN市場に参入した」と同氏はコメントしている。