June, 10, 2015, Campbell-- IHSは、「サービスプロバイダのベンダへのアウトソーシング」レポートを発表した。
サービスプロバイダが非中核作業をアウトソースする意向は衰えないが、2014年世界のテレコムアウトソーシングとマネージドサービス売上は前年比0.4%減、666億ドルとなった。
調査の要点
・2014年エリクソンは、2013年に続き、再びサービスプロバイダアウトソーシング売上リーダーとなった。
・エリクソンに続くのは、HP、Huawei、IBM、Nokia Networks(アルファベット順)。
・ネットワーク保守、建設、計画と設計が2014年サービスプロバイダアウトソーシング売上の半分以上となった。
・マネージドサービス売上(運用、ネットワークメンテナンス、ネットワークプラニングと設計の合計)は、2014年に360億ドルに達した。
・EMEAは世界最大のアウトソーシングおよびマネージドサービス市場であり、少なくとも2019年まではこの状態は続くと予測されている。ただし、インドの契約が巨大であるので、APAC市場を大きく押し上げる。
「テレコムアウトソーシングの成長が緩慢であるのは、Alcatel-Lucent、エリクソン、ノキアの外国為替、Alcatel-Lucentとノキアが利益が出ない契約を分離したことの結果である。Huaweiだけが売上2桁成長を記録した。IBMもHPも売上を落とし、エリクソンは横ばいだった」と調査ディレクタ、Stéphane Téral氏は説明している。