June, 2, 2015, Berwyn--TEコネクティビティ(TE Connectivity)の調査によると、アメリカ人の76%が今後6ヶ月から12ヶ月にウエアラブルデバイス購入を考えているという結果が得られた。
TEコネクティビティのCTO、VP、Rob Shaddock氏は、「センサを内蔵する新しい方法により急ペースで新製品が生み出されているので、ウエアラブル市場は発展し、成長する」と説明している。「TEコネクティビティは、顧客と協働して、新たなフォームファクタや先端的材料をベースにした先進的なウエアラブルソリューションを設計していく」と同氏はコメントしている。
ウエアラブル市場は継続的成熟にともない、形状と機能の両面で多く重要な特徴が生まれており、ユーザーは新しいデバイスに期待を寄せ、購入決定が促進されるようになって来ている。
調査では、どのウエアラブル機能が来年ウエアラブルあるいはスマートデバイスの購入可能性を促進するかを聞いた。バッテリ寿命を延ばすことが最も重要とする調査回答が49%。他の特徴では相互接続性(43%)、軽量化(36%)、学習行動(30%)、生体測定機能(28%)、デザイン強化/綺麗なデザイン(23%)。女性(32%)の方が男性(24%)よりも生体測定機能(バイオメトリック)を欲しがる傾向が強い。
TEコネクティビティの通信ソリューションセグメントのプレジデント、James O’Toole氏は「ウエアラブル市場の成長にともない、バッテリ寿命やワイヤレス充電が痛点になる」と見ている。「それがTEコネクティビティが投資し、技術ソリューションを開発している理由だ。当社は、従来のプラグやコネクタによる束縛なしでデバイスを充電する新しい方法を探求している。当社の調査により、間断なくユーザーニーズに応えることでのみウエアラブルが実際に使われるようになることが実証されている。ウエアラブルは、人々の日常生活を補完すべきものであり、そのためにはパワーが供給され続けていることが必要である」と同氏はコメントしている。
調査は、固定電話と携帯電話の番号をランダムに選択して行われた。サンプル数は成人1010人(18歳以上)で米国在住者。509人が固定電話サンプル、501人が携帯電話サンプル。