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40Gトランシーバがユビキタス、100G市場は加速

May, 14, 2015, Cambridge--IHS Infoneticsは、20104年エンタプライズやデータセンタで販売された10、40、100Gb/s光トランシーバが21%増、14億ドルに達したと発表した。これは主に40G QSFPへの投資増によるもの。
 「40Gトランシーバは、データセンタが40GbEを導入しているので大きく伸びている。特にブレイクアウトケーブルによる高密度10Gインタフェースが増加している。SMFでの40G QSFP需要増は主に、MicrosoftやGoogleなどのインターネットコンテンツプロバイダ向けの大規模出荷の結果である」と調査ディレクタ、Andrew Schmitt氏は説明している。
 「100Gデータセンタオプティクス市場は加速しているが、40G QSFPのようにデータセンタに広範に導入されるには至っていない。これは2016年には劇的に変わる見込みだ、安価な100Gシリコンが生産されるようになり、その結果QSFP28出荷が激増するからだ。来年は、100GbEにとって途方もなく大きな年になる」と同氏はコメントしている。
主な調査結果
・データセンタトランシーバは、10G/40G/100G光トランシーバ市場全体(テレコム+データコム)の65%を占める。
・40Gトランシーバの販売総額は、2014年第2四半期(2H14)に前年同期比81%増だった。
・データセンタの10G出荷は健全な成長を続けているが、高密度10Gインタフェースとして使用される40Gインタフェース成長の影響を受けている。
・一方、クライアント10Gモジュールの世界的な販売額は2014年は横ばいだった。
・IHS Infoneticsは、データコム光トランシーバ市場は2019年までには21億ドルを超えると予測している。